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【会長ブログ】コンサルは自己実現ではなく、他己実現


今日7/15は祭日「海の日」ですね。

私が子供のころにはというより、つい最近までなかった祭日です。

夏休み直前のお休みで、子供さんや学生さんにはうれしいご褒美です。

ベトナムで生活してみて感じることの一つに日本は祝日が多いというのがあります。

というよりベトナムの祭日が少なすぎるのかもしれませんが。

ベトナムの今年の祝日は12日しかありません。

連休もほとんどありません。唯一旧正月の「テト」が5日の連休になります。

このお休みは旧暦なので毎年日にちが変わります。

日本の正月やお盆と同じように遠方から都会に出ている人たちが大移動します。

大きなバッグを抱えて長距離バスで帰省というのがおなじみの風景になります。

 

 さて今日は「コンサルは自己実現ではなく他己実現」について書いてみたいと思います。

聞きなれない言葉だと思い検索してみました。

 

マズローの五段階の欲求段階説の一番上位にあるものは「自己実現」だが、さらにその上の段階があり、それは「他己実現」であるという解釈。(「自己超越」とする説もある)
「他己実現」とは、「他者の能力や人柄が成長することを支援する欲求」あるいは「他者の自己実現をアシストし、他人の幸せを実現したいという欲求」とのこと。

 私が思っていたことと同じことが説明されていました。私はこの言葉を何気なく思いついて忘れないようにメモをしておいたのですがよかったと思いました。

私たちコンサルタントの役割にもいろいろありますが、その一つがまさしくお客様(クライアント)の成長や、夢の実現、支援を通じて幸せを実現するということがあると考えます。 

 クライアントの「他己実現」を支援するために私たちがしなければならないことはなんでしょうか?
まずは私たち自身がそのためのスキル・力をつけることが必要でしょう。

私たちITCにはお客様の経営課題の解決を支援するためのバイブル・ツールとして「IT経営推進プロセスガイドライン」があります。
このバイブルをマスターし使いこなせるようになることはもちろん必須ですが、それだけではとても十分とはいえません。
それら大切なスキルの一つが「コミュニケーション能力」だと私は考えます。
コミュニケーション能力は前回のブログで書いた「アウトプット」の一つともいえますが、それは単に自分の思いを伝える・語るだけの力ではありません。
むしろ相手の話を聞ける、傾聴できるスキルこそが重要だと言えます。
カウンセラーのスキルに通じますが、相手の立場にたって聞ける、寄り添えることがとても大切なことだと思います。 

これからこのブログで他のスキルにも少しずつ触れていきたいと考えていますが、まず今日は「他己実現」の支援を考えてみました。

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