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【会長ブログ】 「九州ITコーディネータ研鑽会」を開催しました


 かなり強い雨が降っている博多です。

先週末は熊本の球磨川で大きな水害がでました。

毎年のようにどこかで繰り返される水害です。

球磨川は昔から暴れ川とも呼ばれていたとおり、水の被害が多い川でしたが、

最近の治水事業で危険度はかなり減っているとのお話を聞いたばかりでしたので、意外な気持ちです。

被害にあわれた方々にお悔みとお見舞いを申し上げます。

コロナ禍での避難生活も大変なご苦労かと心配しています。

 

 先週土曜日に「九州ITコーディネータ研鑽会」を開催しました。

今年度から「福岡ITC推進協議会」と「九州ITC合同研鑽会」が統合されます。

ITCAの届け出組織として福岡には任意団体の「福岡ITC推進協議会」と私どもの「(一社)IT経営コンサルティング九州(ITC九州)」がありました。

ITC九州をビジネス志向の団体として昨年4月に立ち上げましたので、

推進協議会と合同研鑽会の業務内容と目指す姿の差異がほとんどなくなりましたので、

今回両組織を発展的に統合しITCAへの届け出も一元化することとなりました。

 

今回の主テーマは「コロナ禍に対するITCの在り方・今後」を考えるセミナー内容としました。

ICTコンサルタントの工藤様から「テレワーク推進のポイント」、(株)スタジアムの東江様から、Web面接管理システムのインタビュー・メーカーを主体とした「採用のオンライン化がもたらす令和の採用マッチング術」と題してご講演いただきました。

 この2題の講演を踏まえて、工藤様、東江さまと私どもITC仲間の中村さん、白武さんに入っていただいて「ITCはwithコロナ/afterコロナとどう向き合うか?」のテーマでディスカッションを実施しました。

 

30名を超えるWeb参加者があり、盛況ななかで開催できましたが、

Zoom操作の不慣れも一部あり反省点もありました。

私のホスト役のPC画面に不具合が出て、修復には「ホストが一時退席して再入場」する必要がありました。

私はZoom会議を主催するときはもう一台PCを用意してサブホストとしてトラブル対応に備えています。

メイン・ホストの切り替えというのは初めての経験でしたのでちょっと焦りました。

Zoom会議/セミナーの開催にはやはり慣れが必要ですね。

参加者側もタブレットやスマホでの参加もありますので、操作性も異なります。

私はほとんどPCからの参加ですので、それらのトラブル対応はかなり難しいものがあります。

 

 ITC協会ではケース研修のWeb開催を推奨しようという流れもあります。

すでにいくつかの地域でフル・オンラインでのケース研修が開催されています。

皆さんもご経験していただいたとおり、ケース研修の8割程度がグループ・ディスカッションで成果物を作成していきます。

あのディスカッションをメンバー全員と講師がオンラインで参加するというのはかなりハードルが高いと感じます。

大部屋でのディスかションのフォローであればそれぞれの会話全体像を把握できるのですが、

オンラインのグループ分けでやるとなると、講師はずっとあるチームのディスカッションに参加しておかないと、適切なガイドができないような気がしますね。

 

 Zoomミーティングの開催中は大なり/小なりの不具合が発生します。

それをインストラクターをやりながら会議主催者の役割をやるというのも大変ですね。

できれば会議のシステム支援者を専任でおければ役割の切り分けができるのですが、

その体制も簡単にはとれないように思われます。

といってもネガティブな発想では前に進めませんので他のITC組織の経験を横展開してもらいながら、

私どもの組織でのケース研修開催を前向きに検討していきたいと思います。

 

 このブログを書いている最中も各地で大雨注意報や洪水注意報が発令されています。

球磨川も再度危惧されているようですし、宮崎の大淀川も危険な状況とのことです。

それらの地域の皆さま十分な警戒を心がけてください。

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