おはようございます。
今日も素晴らしいお天気の博多からです。
豆からひいたコーヒーをドリップして飲みながら窓から見えるきれいな青空を眺めながら書いています。
風も穏やかなようで雲もほとんど動いていないように見えます。
先週は指のけがの話題で「気持ち」と「実際」のずれの話に触れましたが、
指のほうはだいぶ回復して生活にほぼ影響がなくなってきました。
幸い骨折やヒビが入っていなかったので不幸中の幸いです。
皆さんもご存じ、あるいは読んでおられる方がいるかもしれませんが、致知出版社から出ている
「1日1話 読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書」
という本を読んでいます。
タイトル通り365人の先達がそれぞれのご自分のテーマでお話をされています。
令和2年11月25日が初版ですが、書かれている内容はそれよりかなり古いものもあります。
基本的なスタイルとして、その日の話題を毎朝読むようにしています。
その日、その日ですのでまだ一冊を読み終えていません。
多年度日記のように、何年か続けてその日に読んでいくという本なのかと思っています。
今日は船井幸雄さんでした。
タイトルは主題のとおり、「プロとは考えずして正しい答えが出る人」。
船井総合研修所という日本独自のコンサルティング・ファームを立ち上げた大先輩ですね。
大前さんや内田さんのような、外資系のコンサルティング・ファーム出身ではなく、
純日本流のカリスマ・コンサルタントのおひとりです。
一部を抜粋させていただきます。
「相談を受けたら、考えずして正しい答えが出ないと駄目です。
考えておきますというのは、それだけでプロとして失格です。これは正しい直感力が働くということです。」
と書かれていいます。
私が良く取り上げる「仮説力」とは次元が違うのかもしれません。
「仮説」の積み重ね、経験がベースとなってそれが蓄積され、正しい答えを一気に見出すことができるということもありかもしれません。
私たちはロジカル・シンキングの大切さを徹底して学んでいきます。
そこから「仮説力」も高めていきます。
「仮説」は検証しないと正しいかどうかが証明できません。
「考えずに正しい答えを出せる力」とは違うのかなと思いました。
この本の中で船井さんは「正しい直観力。これをお釈迦さんは別の言葉で “悟り”といっています」
と書いておられます。
この言葉からしても「仮説力」とは違うのだろうと示唆されますね。
今週は途中から本格的な冬将軍の到来も予想されています。
健康に留意して今週も元気に過ごしていきましょう!