おはようございます。
今朝も素晴らしいお天気の博多からです。
日付を書いてみるともう12月ですね。
昨日博多では福岡国際マラソンが開催されました。
今回が最後の開催とのことで惜しまれながらの閉会でした。
私は一度も現地でみたことはなかったのですが、家内は近くを通る時間帯を見計らって見学・応援にでかけました。
20Km以上を走った後なのですが、選手のスピードはすごいらしいです。
あっという間に通り過ぎるらしいですね。
秒速5-6m、100mを20秒以下のスピードで40km以上を走り続けるわけですから
人間の体力もすごいものだと感じます。
私は駅伝やマラソンの中継を見るのが好きなのですが、このスポーツも
録画をして後から見るのはあまり向かないスポーツですね。
ゴルフや野球は録画で飛ばしながら見てもあまり感動は変わりませんが、
マラソンや駅伝はリアルでずっと見続けたいスポーツだと思います。
リアル性が重要という意味ではサッカーの感覚に近いのかもしれません。
先週末(土日)はITCケース研修の2・3日目をZoomで開催しました。
2チームのオンライン開催ということで、ちょっと不安はあったのですが、
講師2名体制(中尾さんと、私)でどちらかが、チームに入りっぱなしでサポートしましたので、
トラブルなく実行できました。
3チーム以上になると講師2人でこのようなカバーはできませんので、
サブ講師の追加が必要になるのかもしれません。
他の実施団体ではどのような形態で実施されているのか興味があるところです。
このケース研修の中ではいつも受講生の皆さんに、ケース実施企業の役員になってもらって、
ロールプレイを実施しています。
社長役をはじめ各役員になっていただいて、ITCの発表・提案を評価してもらいます。
楽しみながらやりましょうという基本的な考えはあるのですが、
普段支援する側の立場の受講生の皆さんに、経営者の視点で提案を受ける、評価をしてみるという立場の違いを経験していただくためです。
受講生の皆さんの性格も出てなかなか楽しい試みだと考えています。
役員プロファイルが資料に提供されていますので、その性格をなるべく模倣してもらいます。
やってみると、本当にその役割になり切れる人/そうでない人も当然出ます。
エンジニア系の人は全般的に苦手な方が多いように感じますね。
営業系や経営系のご経験のかたは比較的役柄に徹することができるようです。
私もどちらかというと役柄に徹しきれないほうですね。
タイトルに書いた「役者にはなれない」というタイプかと思います。
夜テレビのドラマを見ていてもよく感じます。
一方的な評価ですが、この役者さんは本当に上手、この人はそうでもないよね、という話をしながら家内とドラマを見ながら会話しています。
子役のかたも最近の子役さんは以前に比べたら本当に上手になっていると思います。
古いドラマの子役さんを見たり、役者さんの若いころのドラマを見ているとそのレベルの違いを実感させられます。
コンサルタントという仕事は、あるとき役者になれるほどの演技力が求められることもあるような気がします。
クライアントさんをだますという視点ではなく、必要以上に相手を鼓舞したり、あるいはプロジェクトの価値・重要性をオーバーに表現して見せる
そのような場があると思います。
このような時はやはり役者に近い「演技力」が必要な気がしますね。
クライアントさんの立場にたって伴走型でご支援する、これがITCである私たちの根本であることは間違いありません。
そのなかでもたまには役者なみの演技力が要求されることがあるかと考えています。