おはようございます。
昨日夕方はかなり強い雷と雨が降った博多ですが、今朝は一転してさわやかな秋晴れです。
関東地区は先週も大雨で被害がでたようですね。
日本の中でもちょっと離れているとはるか遠くの話のような気がして申し分けないです。
先週のブログでコロナに感染したというお話をしましたが、2週間以上が経過し、ほぼ正常にもどりました。
軽い咳が続いているのと、聴力が落ちて不自由していますが、生活に困るほどではなくなりました。
大体3-4日くらいで回復できたというのが体験談です。
私の周りの知り合いにも感染した方の話を聞きますので、以前のピーク時より個人的には、
まん延している感覚です。
重篤化はしないと言われていますが、やはり体はきついですので、できればかからない方がいいと思います。
皆様もご注意ください。
さて本題です。
今年度もITC九州で「ケース研修」を開催します。
11/11(土)開始で12/23(土)が最終日。
初日と最終日(6日目)はリアル開催(博多駅バスセンター)になります。
2-5日目はオンライン開催です。
オンライン開催/リアル開催のどちらがいいかという議論は講師陣や受講生、
そしてITCA内部でもいつも議論になります。
資格を取得されている皆さんにお聞きすると、やはりリアル開催のほうがふさわしいという声が多いように感じます。
私も同じ意見です。
研修の中身は座学での講習は時間配分的に1/5程度がそれ以下だと思います。
グループでのワークショップが主体の研修ですので、オンラインによる実施ではやはり制約を感じてしまいます。
采配する講師の技量にもよるのかもしれませんが、どうしても細かい点に目や耳が行き届かなくなる不自由さを感じてしまいますね。
時間と場所の制約をなくした利便性という意味ではオンラインによるメリットも多々あるとは思うのですが。
IT技術を駆使して経営を改革する任をおっているITCである本人が、このような価値観ではだめなのかもしれません。
もう一つの大きなデメリットはオンラインではやはり人的交流が薄くなるという危惧を持っています。
ITCとしての活動にはお客さまや一緒に支援するメンバーとの共同作業が多くなります。
ケース研修で「同じ釜の飯を食う」という経験はやはり人間関係の強化に大きく貢献してくれるという感想を持っています。
これも私がこのような古い感覚は改めるべきなのかもしれませんが。
ケース研修の講師の実施に当たって私が心がけていること。
与えられている題材・内容をしゃべるのではなく、可能な限りITC(コンサルタント)としての、
実体験に基づくお話をさせていただくことです。
受講生の皆さんは、初めて学ぶようなことを、超ラッシュで次から次に課題を与えられます。
自分自身、今プロセス・ガイドラインのどこにいて、どんな成果物(Output)が求められているのかを見失いがちになるのですね。
講師陣からすると、内容を伝えるだけでも時間がかかってしまいます(それでも時間が足りないのですが)。
その中でも、ITCの資格を取得されたのち、実際のコンサルティングを実施されるときに、
少しでも参考になっていただきたいと思って、実体験のお話をするように心がけています。
時間との戦いにもなりますので、なかなか難しい作業ではあるのですが。
さて今年度も私どもが主催するケース研修が始まります。
ITCAホームページからの受付開始は9/15からの予定です。
皆さんの後輩、お知り合いの方にぜひ紹介・勧誘をお願いしたいと思います。
伴に学んで、そしてITCとして一緒に活動していける仲間を増やしていきましょう。
よろしくお願いします。