おはようございます。

日付を書いてみると、今週はクリスマスがやってきて、年末へ。

今年はビジネス・パースンにとっては休日のめぐりあわせがよく、

お仕事は今週金曜日までというかたも多いのではないでしょか?

個人事業主の私は、お客様との直接の仕事は水曜日で終了、その後は少し早めに年末・年始モードになります。

とはいっても完全に仕事をしないわけではありませんので、対外的な制約がなくなるというだけではありますが。

 今週のテーマは、「AIとコンサルタント(ITC)」です。

先週水曜日の日経の夕刊に、「AI進化 コンサル人員減」という記事が掲載されました。

記事そのものは、マッキンゼーやアクセンチュアという超大手のコンサルティングファームのお話ですが、

両社は数千人から1万人を超える人材を整理するという内容でした。

それ以外にもPwCが数千人規模を縮小しています。

日本のコンサルティング企業からはまだこのような話題はなく、積極採用が続いているようですが、

どこかでその流れが来るような気がします。

私たちITCの仕事内容をいうと、先ほどらい挙げてきている、コンサル・ファームと同じコンサルティング業務が主体ですので、

この余波も他人ごとではない気がします。

 記事の内容の骨子をいうと、コンサルティングという戦略を立てたり、課題解決の仮説をたてるというような領域ではなく、

リサーチやデータ収集の部分をAIで代替し、工数を3割以上削減できるというそういう内容になっています。

私もAIを使ってこのようなサーチをするということをやりますが、工数的には言われるような効果があることを実感しています。

私がコンサルタントになったころはリサーチャー的なコンサルタントも存在していましたし、

業務分担をしているコンサル・ファームもありました。

もちろんそれらの収集した情報をもとに、その先の解決策の策定まで進みますので、

単純なリサーチャーで終わるという話ではないのですが。

 IPAが掲げるデジタル・スタンダード・スキル(DSS)にはデータサイエンティストという役割定義がされており、

DXの本格推進には欠かせない存在と謳われていますが、個人的にはその役割もAIがかなりカバーしてくれるのではないかと感じます。

ということで、AIの発展は私たちITCの仕事の領域にもかなり影響力を持ってくることは必然だと考えます。

私たちITC九州は今年度から、AI研究会を立ち上げ、単なる勉強会にとどめず、

実践的な知識の習得とITCとしての支援作業に活用できることを目指しています。

AIを上手に使いこなし、私たちの強い味方にしていくことは必須の課題ですね。

皆さんもAIと上手に付き合い、仕事の効率化に寄与できるようになることが時代の趨勢といえるのだろうと思っています。

 では年末・年始に向けて今週もしっかり頑張っていきましょう。

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