9月に入りましたがまだまだ30度を超える夏日が続くようです。
そのような中台風11号が非常に強い勢力をもったまま北上を続けており、
明日の朝には北部九州に近づくようでウ。
今回の台風は暴風域がそれほど広くないのでコースによっては影響が少なくなるかもしれませんが、
最大風速が強いので近づいたら要注意ですね。
我が家でも夕方にはベランダの物干し竿を下におろす用心が必要と思われます。
皆さんも用心なさってください。
私が生まれ育った鹿児島は「台風銀座」とよばれていて以前は大きな台風が何度も襲来したのを覚えています。
学校も休校になり、また夜は小学校の体育館に避難したこともありました。
私の父は用心深いタイプで台風が来ると非常に厳重な予防をしていました。
大きな竹を使って雨戸を補強するのはざらでしたね。
まだその頃はテレビが自宅にない時代でしたので情報はもっぱらラジオでした。
そして台風が来ると必ず停電になっていましたね。
ということでろうそくと懐中電灯は必需品でした。
今もベースの防災グッズはあまり変わらないのかもしれません。
スマホの充電器が一番大事という人が多いのかもしれませんが。
一昨年の台風だったでしょうか、青森のリンゴが大被害を受けましたが、
私の子供のころの台風は結構稲作に被害を与えていました。
当時は今よりもう少し遅い時期だったのかもしれません。
子供にとっては稲作の被害など関心がなく、
台風が過ぎた後、強風によって落とされた梨や柿の実を拾いに行くのが楽しみなくらいでした。
のどかな時代だったということですね。
60年以上前の話になりますが、まさしくひと昔という感覚です。
話が少し変わりますが台風の予報はよく当たるようになりましたね。
今回の11号は沖縄の南でいったん停滞し、その後北上という予報が出されていましたが、
まさしくその予報通りの進路をたどっています。
しかも停滞する時間や方向転換のタイミングまでほぼピッタリのような気がしています。
この精度はまさしくコンピューターの発達のおかげでしょう。
量子コンピューターが実用になれば、この精度がもっと高まると期待されています。
完璧になるにはまだ少し時間がかかるといわれていますが、どこかでシンギラリティが起こって、
一気に実用化に進んでくれるとありがたいですね。
AIやビッグデータの処理にも革命を起こしてくれるかもしれません。
そのコンピューター革命がDXのX部分にどれだけ貢献してくれるのか、
それをしっかりと計画・提言ができるようになるのが私どもITCの務めかと思います。
皆さんを含め、どちらにも台風の被害がでませんようにお祈りします