おはようございます。
3月にはいって最初の月曜日。比較的穏やかな陽気の博多です。
先週土曜日は九州ITC合同研鑽会で、
1:メタバースゲームで学ぶ半導体・集積回路 ~有明高専発!サーキットデザイン教育~
有明工業高等専門学校 創造工学科
野口 卓朗(のぐち たくろう)先生
2:AIの活用の第一歩「ChatGPTで変わるコンサルティング」
公益財団法人 九州先端科学技術研究所
野中 広文(のなか ひろふみ)さま
の勉強会に参画しました。
私は大学で電子工学を専攻したのですが、ハードウェア系には縁がなく、回路図も書けないし、はんだごてを使って工作をしたこともないのですが、
それでも野口先生のアプローチには非常に興味深く参加させていただきました。
二人目の野中さんは、大学、前職と私の後輩なのですが、お嬢さんを助手に活用されて、生成AIを基礎から教えてくれました。
私自身、まだまだ生成AIのヘビー・ユーザーではないので、使いこなしが必要だなと感じました。
技術の進歩は著しいので、取り残されないようにしていく必要がありますね。
さて今日は上記とは全然違う話題になります。
私の好きなラジオ番組に、「テレホン人生相談」があります。
日経新聞の私の履歴書に先月執筆された、医師&登山家の今井通子さんもパーソナリティのお一人です。
好きな番組というと、お悩みをお持ちの相談者の方々に対して不謹慎な気がして申し訳ないのですが、
私が好きな理由は回答者の先生方のスタイルや回答の仕方に特徴があってそこに惹かれるのが大きな理由です。
短時間でのしかもリモートでの相談での回答ですので、先生方は大変だと思います。
カウンセリングと大きく異なるのは、この短時間の間に相談者に対して、
解決策を提示してあげないといけないということですね。
相談者によっては回答者の先生に反発したり、提案に納得されない方がまれにおられますが、
これはこれで仕方がないでしょうね。
たまに相談者の相談事項と回答者の先生の専門領域がミスマッチのことがありますので、
それが修正できればもっと素晴らしい内容になるような気がしますが、
ランダムにかかってくる電話に対する回答になりますので、それも仕方ないのかもしれません。
私が特に勉強にしているのは、回答者の先生方のコミュニケーションスキルです。
そこは私たちコンサルタントにとっても大変勉強になりますので、可能な限り近づけるようになりたいと常々思っています。
コミュニケーションスキルの一つかもしれませんが、相談者に寄り添うスタイルもためになります。
カウンセラーも自分の言いたいこと、話したいことを口にするのではなく、
クライアントさんのお話をひたすら傾聴するということを徹底させられます。
これも最初のうちはなかなか身につかないスキルなのですが、
人生相談の場合は、これも時間の制約がありますので、傾聴に関しても限度があります。
そこの間や加減の仕方というのも難しい技術だと感じさせられます。
合同研鑽会で学んだようなITCとしての技術的なスキルも重要ですが、
それ以外の場でも色々学んでいくことが必ず必要ですよね。
学ぶことによって脳が活性化され、ボケ防止にもなると思いますので、
頑張って勉強は続けていきたいと考えさせられたこの週末でした