おはようございます。
今日は久々の国内出張です。
朝早い新幹線で福山に向かっています。
以前出張の多いころはさすがに疲れを感じることもあったのですが、
このコロナ禍で在宅勤務、テレワークが多い日々があまりにも多いとこうして出かけることが楽しみになってきます。
五感に対する刺激も得られますので生き返った気分にもなりますよね。
自粛生活もそろそろ終わりになってほしいところです。
外国人の受け入れも緩和され、国内旅行の支援事業も始まるようですのでもうしばらくの辛抱かもしれません。
さて本日のテーマ。
私の本棚の1列半くらいには夏木静子さんの文庫本が並んでいます。
2016年に突然亡くなられました。
私とちょうど一回り違う寅年生まれですのでご存命ですと84歳ということになります。
この文庫本ですが、ちゃんと確認したわけではありませんが、昔の記憶によると
おそらく出版されている夏樹さんの文庫本がすべてそろっていると思っています。
この文庫本そのものが私の宝物なのですが、一冊もっと大切な本があります。
それは夏樹さんご自身のサイン入りの本があることです。
タイトルは「第三の女」、昭和55年に初版が発行されていますので、夏樹さんの作品のなかではまだ初期のころの本になるかと思います。
なぜこの本に夏樹さんのサインがあるというお話をさせていただきます。
実は夏樹さんは私が前職時代にご支援したお客様の奥様だったのです。
私は最初のころそのことは全く知らずにそのお客様とお話をしていたのですが、
何らかのきっかけで私が夏樹さんの大ファンなのですよというお話をしました。
そしてなんとそのお客様のご自宅にご招待いただいたのです。
もちろんその時には夏樹さんが奥様ということは存じあげていたのですが。
その当時はまだすべての作品を読んでいたわけではなかったでしょうが、
当時一番好きだったこの「第三の女」を持参してサインをいただけたということです。
この本は大きな思い出であるとともに、私の大事な宝物です。
なぜ今日このテーマを選んだというと、じつは先日からこの財産である夏樹さんの作品を一冊ずつ読み直してみようと決めました。
最初に選んだのは「孤独のフェアウィ」、台湾出身の女子プロゴルファーが主人公のお話です。
2冊目が大事な宝物の「第三の女」です。
50冊以上あると思いますのですべてを読み終えるにはかなり時間がかかると思いますが、
楽しみながら一歩一歩進めていこうと思っています。
皆さんの宝物はなんでしょうか?
いろいろな価値観がおありでしょうから人それぞれでしょうね。
私もまだまだ次の新しい宝ものに出会えるように頑張っていきたいと思います。