おはようございます。
薄曇りの博多ですが、今日はこれから天気が下り坂。
明日にかけて大雨も予想される様子です。
先週は台風2号の影響もあって主に関東地方や東海地方では大雨でしたね。
新幹線も半日以上止まって影響を受けた方も多かったようです。
大きな被害がでなかったのは幸いでした。
気候や天気に関心がある身としては、やはり最近の異常気象現象は気になるところです。
予報の精度がどれほど上がっても、自然そのものの現象が大きくなる限り、
予報はできてもなかなか被害は減少しません。
100%を目指してインフラの整備を続けるのも無理がありますので。
まだまだ人類の無力感を感じてしまいます。
さて今日のテーマは今朝の日経新聞のコラムから頂戴しました。
コラムのタイトルは「スーツケースの法則」ではなく、「AI活用でも仕事は減らず」だったのですが、
私の常日頃の思いと通ずるところがあったので引用させていただきました。
主題は、AIやITツールの活用により仕事の生産性(スピード)は上がりました。
そしてその空いた時間はどう使われたのか?
結局新たな仕事に使われたのが40%という統計データだそうです。
レジャーや育児に使われた時間より多く、
オンライン会議システムやカレンダー機能で、さらに新たな仕事が詰め込まれた。
これが実際の姿です。
皆さんの感想はいかがでしょうか?
たしかに今回のコロナの影響で、仕事のスタイルが大きく変わった方は多いと思います。
私も対面での仕事の量は以前の2割以下に減っていると思います。
それでもPCに向かって何らかの仕事をしている時間はむしろ以前より増えている気がします。
土日祝にも画面に向かっている時間が長くなっています。
労働生産性を アウトプット/時間 で評価するならば、私の場合、生産性は上がっていない、
変わらないというのが実態だろうと思います。
「スーツケースの法則」というのは、人間の性としてスーツケースに隙間があると、
そこに何かを詰め込んでしまう、そのようなことをいうそうです。
私たちには時間に余裕がでると、そこを何かで埋めようとする習性があるようです。
またまた新聞の引用で申し訳ありませんが、昨日はポーラ化粧品の及川美紀社長の記事がありました。
息抜きは月1回1日の旅行だそうです。
その時はスマホの電源も切ってOffの時間を堪能する。
現代人はそのために努力をしないと、ゆっくりした時間も持てないということですね。
「AIに仕事が奪われる」という記事が話題になったこともありましたが、人間の仕事の総量は減るわけではない。
今回の生成型AIがもたらしてくれる効果を鑑みても、
私たちはその空いた時間で新たな仕事・課題を生み出して、
仕事の量は減らすことなく生活し続けるのではないでしょうか。
そしてそれが成長の原点なのかもしれないと思います。