おはようございます。
9月16日、日本は敬老の日で祝日ですね。
私も従来ならすでに立派な老人の仲間ですが、こうやってブログを書いたり、
コンサルタントとして国内外でお仕事・ご支援ができることに感謝しています。
やや硬い話になりますが、老人ではなく正確には前期高齢者、後期高齢者といわないといけないようです。
ベトナムで仕事をしていると、私たち世代、団塊からややその下の世代の日本人がたくさん
現役で活躍しています。
バイタリティと夢に溢れておられますよ。
暖かいということは血液の循環がよくなるので気持ちにもハリが出てくるのかもしれません。
皆さんもぜひ経験してみてはいかがでしょうか?
今日のテーマは「空中戦にしない!」です。
皆さんお分かりになりますよね。正確にいうと「議論を空中戦にしない」になるかと思います。
私たちITC(コンサルタント)はいろいろなときに、業務要件を固める/システム要件をまとめる/戦略に関して議論する/解決策を考える・・・・・
など議論の場に向き合います。
それ以外にもお客様のインタビューをしたり、会議の場に同席したり、報告会を開催したりという機会が数多くあります。
その場で大切なことの一つがこの「議論を空中戦にしない」ですね。
基本的にはファシリテーション・スキルにあたりますが、その場で話される/討議されている内容をリアルタイムで文字にしていくことになります。
最近ではほとんどの会議室にホワイト・ボードが準備されていますので便利になりました。
私が以前勤めていた会社ではイーゼルボードとフリップ・チャートといって特殊な道具を使っていました。
今はPCでそのまま入力してという形もとれますよね。
できればファシリテーション・グラフィックのスキルを身に着けて、単なる言葉の羅列ではなく、
関連性をつけたり、重要度がわかるようにできたり、因果関係も把握できるようになりたいものです。
この「空中戦にしない」技術はある程度以上の人数の会議のみではなく、2-3人以下、
あるいは1対1の場でも有効です。
その時は別に白板がなくても、A3/A4程度の紙でも、ノートでも十分です。
それとポストイットがあれば大変役にたちます。
ポストイットの活用については、いろいろなコンサルタントの方が書いた書籍もありますのでそちらも参考にしたいです。
文章にするということは、発言者とその中身(コンテンツ)を切り離すという効果があります。
ということで感情論になりにくく、論理的な議論の進展になっていきますので、
ぜひとも習得していきたいスキルですね。
習うより慣れろの世界でもありますので、躊躇せずに取り組んでいきましょう!