IT経営コンサルティング九州は、中小企業の「IT」と「経営」をつなぎます。実績豊富なコンサルタントが経験を生かし、あなたの会社に一番合ったプランをご提案します。九州の全域で展開中。

「IT」と「経営」をつなぐ

検索


コラム

【会長ブログ】 接触確認アプリ


 おはようございます。

先週の月曜日と違ってさわやかな秋晴れの博多からです。

窓から見える雲もすっかり秋らしい雲になってきています。

この1週間で様変わりです。

今年は梅雨が長かったので本当に暑かった夏が短かったように感じます。

昨日もテニスをしたのですが疲労度が全然異なりました。

しばらくはさわやかな日が続きます。

皆さんもこの素晴らしい時期をスポーツや戸外活動でエンジョイなさってください。

 

 といってもコロナ禍の中では外での活動はまだまだ制限が続きますよね。

Privateな話になりますが先週金曜日、家内に「接触確認アプリ(COCOA)」から

陽性者と接触したという通知がきました。

アプリのダウンロード数も目標に届かず、積極的に外出することも少ない主婦として考えると、かなり低い確率にヒットしたと思います。

さて問題を感じたのはその後でした。

いつも書いているようにこのコラムは社会的・政治的な話をするのは控えているのですが、

このアプリに関してはITCとしての視点から評価をしてみたいと思います。

 

まず感じたのはオンラインとリアルの連携の悪さです。

接触連絡がきた人は電話かオンラインで情報確認をすることになっていました。

まず電話をしてみましたが、「本日の業務は終了いたしました。サービス時間内に連絡をお願いします」

で終わってしまいました。

時間内が何時から何時までなのか/つながる曜日はどうなのか? などは一切連絡なし。

となると利用者は何度か電話をかけてみるという対応が必要になります。

個人的にはこの危機管理状態では24時間365日の対応をしてもらいたいと感じました。

同じく電話でいうと、時間内と考えられる時間に電話してみましたが、

これはこれで全然つながりません。

ということで結局電話での問い合わせはあきらめるはめに。

 

 次はオンラインでの登録へ。

登録する項目はほとんどなくて、返ってきた回答は「14日間は活動を控えてください」で終わりでした。

これも不親切ですよね。

報告する側はかなりの不安感を持っているのでもうちょっと温かい配慮が欲しいものです。

 

 システム的にみると「UX(ユーザー・エクスペリエンス)」の視点が欠けているといえます。

大切な施策の一つですので国民から見て利用したくなるアプリにしてほしいと感じた次第です。
コラム一覧に戻る