おはようございます。
ゴルフの世界でまたまたの快挙です。
笹生優花選手が全米女子オープンで優勝しました。
おめでとうございます。
彼女はフィリピンと日本の両方の国籍を有しており、今回はフィリピン国籍での出場だったとのことですので、
カウント上は日本人の優勝ではないのかもしれませんが。
畑岡選手とのプレーオフを接しての優勝でした。
レキシー・トンプソンがまさかあのような崩れ方をするとは思っていませんでしたが、
やはり色々なプレッシャーあるいはそれ以外の要素もいっぱいあるのでしょうね。
松山選手のマスターズ優勝もあり、ゴルフの世界では今年はすごいことが続きます。
今日のタイトル、「コーチの必要性」はこのゴルフの結果を予想していたのではありませんが、思いついたのはゴルフからです。
渋野選手は今回のメジャー、1打及ばず予選落ちしました。
ゴルフに関心のない方はご存じないと思いますが、
彼女は昨年から自分のスイングを大きく変えています。
しかもコーチなしで自力でのフォーム改造中です。
私たちアマチュアとは次元の違いすぎるアスリートの選択ですから、とやかくいう話ではないのかもしれませんが、
私はコーチを付けるべきだと考えます。
全英女子オープンで優勝した時は長年師事していたコーチがキャディを務めてくれていました。
そのコーチからどのような理由で別れたのかはわかりませんが、
ゴルフは自分ではスイングを見ることができないわけですからそこに誰か見てくれる人が必要なのではないでしょうかね?
あの大阪なおみ選手もコーチを変えて一時期伸び悩みました。
錦織選手や松山選手には「チームXX」というコーチを含めた大勢のサポーターがついています。
渋野選手の最近の成績を見ているとやはりコーチが必要なのではないかなと考えるところです。
私たちコンサルタントの世界も同じ気がします。
「メンター」という言葉をよく使いますがコーチとほぼ同じような役割を果たしてくれます。
コーチングのプロからみるとこのメンターとコーチは違うよとおしかりを受けそうですが、
私たちにもコーチ(メンター)が必要なのは明らかだと考えます。
私が前職で正式にコンサルタントの称号を得るにはこのメンターに付いて最低3件のプロジェクトを完了させることが必須条件でした。
診断士さんの世界でも同じようなOJTの場が必須だと聞いています。
その点ITコーディネータの資格にはそのような縛りはありません。
ご存じのとおり、ケース研修の終了とITC試験に合格すればITCの資格が取得できます。
皆さんもお感じと思いますが、6日間のケース研修の受講だけでは自信をもってITCとして
コンサルタントの業務ができますとはなかなか言えませんよね。
従ってOITの場、メンタリングが必要だと考えています。
ITCA理事会でもこのテーマに関しては何度か議論が出ていますが、まだ方針の決定まではいたっていません。
今進行中の「第二の創業計画」のなかで結論を出していくことになるかと思います。
ITC九州への私の思いの一つはこのメンタリングの場の提供です。
経験のあるITCとプロジェクトを一緒に遂行することにより、全員が成長していく、
そのような機会の創出に努めたいと考えています。
ビジネスの場ではフェーズ、課題、期間、お客様の特性等など色々な違うケースが発生しますので、
ケース研修のようにワンパターンでの進め方になるとは限りません。
やはりそこは経験していくしかないと思いますし、
スキルの高いコーチ(メンター)との協業が重要な要素になると思います。
一緒に切磋琢磨していきましょう。