今日も素晴らしい陽気になりそうな博多です。
先週木曜日は北部九州でもかなりの雪が積もりました。
仕事で久留米に出かけたのですが、電車の車窓から見える屋根には30cmくらいの積雪があるところもありましたよ。
久留米市でバスにのっていると隣には屋根に同じくらいのボリュームの雪を載せたまま走っている車もいました。
そしてたった2-3日の違いで昨日からはGWくらいの陽気とか。
気候の変化にはただ驚きです。
前にも書きましたが梅の時期はまもなく終わって桜の季節がやってきますね。
昨年は桜をめでるような気分ではなかったのですが、今年は花見酒とまではいかなくても、
日本人として桜の花を楽しみたいものです。
コロナワクチンの接種も始まりましたので、早く収束してほしいですね。
先週金曜日に初めてe-Taxで確定申告を実施しました。
私は2008年から個人事業主になりその後毎年青色申告で確定申告をしてきましたが、
昨年までは支援センターに出向いて申告をしてきていました。
PCへの入力は自分でやりますが、わからないところがあれば支援者のかたに聞きながら入力できますので、
時間はかかりますが問題なく処理ができていました。
このコラムをお読みいただいている方にも個人事業主のかたがおられると思いますので、
おなじみのことかもしれませんね。
今年から青色申告の特別控除を受けるには電子申請が必須ということで
初めてのe-Taxチャレンジとなりました。
ご多分にもれずに苦労をさせられました。
e-Taxを開始するには事前に専用ソフトの導入とセットアップが必要なのですが、まずはそこで一苦労。
通常の市販ソフトの導入のようにワンクリックでナビゲータが自動インストールしてくれるわけではありませんでした。
うまくいかずにいったん削除して再導入を繰り返すこと3度目でようやく導入完了です。
次にマイナンバーカードの読み取りでトラブル。
わらい話ですが、番号が見える側を上にしてリーダーに読ませないと読みません。
普通のクレジットカードのように表を上にして読ませると読まないのです。
というわけでセットアップにおおよそ半日かかってしまいました。
私レベルのITリテラシーでこれだけの苦労ですので一般の皆さんには大変だろうなーとの感想を持ちました。
さてセットアップが無事終了して金曜日に申告の実施。
最初に申し上げたとおり支援センターでの入力時には現地でサポートしてもらえますので、
自分で考えることなく言われたとおりの入力で済ましたが今回はそういうわけにはいきません。
年金の入力でも公的年金とそれ以外は入力場所が異なりますので、そこで戸惑いが出ます。
入力画面やHelp機能でカバーするのは難しいかもしれません。
むしろ送付される案内書側に入力時の説明があるとわかりやすくなるのではと思いました。
私たちが提供する運用マニュアルもユーザーから見ればわかりにくい表現があり、
本当に役立つ手順書にできているのか考えさせられました。
そういう意味では運用手順書はシステムを使うユーザーさんに作成してもらうのがBestなのでしょうね。
使う側の視点で手順書を作成することで本当に使いやすいマニュアルができるような気がします。
昨年問題視された特別給付金のシステムの使いにくさもシステム視点でなく利用者視点で作成されていればあれほどの問題にならなかったような気がします。
UIという言葉に代表されるシステムインターフェースですが、これからますます重要性が増してくる気がします。
私たちITCの役割がますます重要になりますね。皆さんと一緒に精進していきたいと思います。